【アメックスの歴史】なぜクレジットカード会社なのにエキスプレスなのか?

その由来は創業期にさかのぼる

クレジットカードなのに”エキスプレス”(運送便、急行便などの意味)。その理由はアメックスの開業と関係しています。アメリカン・エキスプレスが設立されたのは1850年のアメリカ、ニューヨーク州で、初代の社長はヘンリー・ウェルズでした。

早速本題となってしまいますが、この開業当時、アメリカン・エキスプレスは貨物を運ぶ宅配業者でした。”エキスプレス”という名前の由来もこの業態に由来します。

その後、宅配業が軌道にのり、1882年から世界で初めとなるマネー・オーダー(郵便為替)業務に手を広げ、すでに宅配業で提携していた各国へも導入し、世界へ向けて金融事業のサービスを展開していきます。

 

そしてついにクレジットカードを発行

アメリカン・エキスプレス・カードを初めて発行したのは1958年のことで、創業から108年後のことでした。この時には、アメリカとカナダの2ヶ国のみでの発行となります。

その後、日本でもクレジットカードが発行されるのですが、1980年にまずゴールドカードが発行を開始し、3年後の1983年にいわゆるスタンダードカードである、グリーンカードが発行されました。

すでに世界でステータスの高いカードの代表格としての地位を築いていただけに、当時の日本でアメックスのゴールドカードを持てるというのはかなり難しかったのではと想像できますね。グリーンカードが発行されてから、日本でのプロパーカードユーザーが広まっていったのではないでしょうか。

ちなみにさらに取得難易度の高いプラチナカードは、1993年に日本で発行を開始しています。(センチュリオンカード=ブラックカードの発行開始年月日は不明です)

 

まとめ

ということで、今回はアメックスの歴史を辿ってきました。今や世界でトップクラスのステータスを誇るカードブランドですが、その歴史は意外にも、クレジットカードビジネスよりも、宅配業の方が歴史が長いということになります。日本でサービスを開始してからは、まだ30数年ということも意外に感じますね。

ちなみにアメックスと並んで、高いステータスを誇るカードとして知られるダイナースクラブカードは「Diners=食事をする人」というところから由来しているということで、クレジットカードの価値を伝えやすい名称になっています。

ある意味、宅配業者の名前で世界最高クラスのクレジットカードに上りつめたアメックスは、本当の意味でカード価値が高いといえるのかもしれません。

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